「ここに置いておくね~」
夜勤のとある光景。これは看護師の謎の習慣『夜勤の物々交換』
看護の世界では夜勤者同士でお菓子やジュースを持ってきては交換するという習慣がある。20年近く前、私が夜勤に初めて入った日からあった習慣。なぜかいまだにその習慣が残る病院もある。
毎回、夜勤の度に物々交換が必要で、それを買いに少し早く仕事に出たりしなくちゃいけない。出費も痛い。人によっては、こんなジュースどこで買ってきたんだという見たこともないような銘柄のジュースだったり、味がおかしいポテトチップスだったりする。できるだけ安く上げたい経済学も看護師には働くから、格安で買ったりしてきているから実験的な物を渡されることもある。
一度止めようと言った話も出たみたいだが、どうしても止められない看護師がいて挫折したこともあったみたい。
看護の世界には特有の習慣がある。そういう意味では特殊な職場なのかもしれない。
「ありがとうございます。これ食べてください。」
物々交換で本格的に夜勤が始まっていく。